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杉本クリニック院長 医学博士
杉本 嘉朗

診療科目
耳鼻咽喉科・ 呼吸器科・内科・アレルギー科

トピックスは私が気になった医療関係のニュースを色々なメディアから抜粋して紹介します。


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  1. インフルエンザ流行に備え(2018年10月15日)

ニュースの詳細

1.インフルエンザ流行に備え 手洗い・せきエチケット忘れずに (2018年10月)

インフルエンザの季節が近づいてきた。中国地方では広島市の幼稚園、岡山市の小学校で既に学級閉鎖も出た。今季から治療薬「タミフル」が、使用が制限されていた10代でも使えるようになったほか、1回飲むだけでいい錠剤が登場するなど薬の種類も増えている。

例年、気温が下がり、空気が乾燥する冬場に流行するインフルエンザ。今年は9月中に全国18都道府県で学級閉鎖が発生しているものの患者の増え方は昨季より鈍い。しかし広島県感染症・疾病管理センターは「急に寒くなるなどすると、患者が一気に増える可能性もある。手洗いの敢行など、早めから予防に努めてほしい」と呼び掛けている。

予防接種は12月上旬までに

昨季はA型、B型が重なってはやり、全国の受信患者数(推計)は7季ぶりに2千万人を超えた。ワクチンは製造の遅れなどで一時的に不足した。厚生労働省は、今季は十分な量を確保できると見通す一方、安定的供給のために13歳以上は原則1回だけの摂取とするよう呼び掛けている。
ただ、ワクチンは重症化を予防する一方、完全に感染を避けられるものではないことも知っておきたい。

インフルエンザにかかると、38度以上の発熱や関節痛、鼻水などの症状がみられる。症状が出て48時間以内に薬を使うと、発熱期間が1~2日短くなり、鼻や喉から出るウイルスの量も減る。今季は治療薬タミフルが思春期の子供に12季ぶりに使えるようになる。
タミフルは、服用した中学生の転落死亡事故が相次いだのを受け、、2007年に10代の使用が制限された。しかし、厚労省の調査によるとインフルエンザにかかったときは、薬の種類や服用の有無にかかわらず、異常行動の可能性があるという。このため制限が解除された。
子どもの発熱から2日間くらいは注意してみる必要がある。厚労省は未成年が自宅療養する場合の対策として、全ての窓と玄関の施錠、、ベランダに面していない部屋に寝かせるなどを示している。

治療薬

新しい薬も登場した。「ゾフルーザ」は錠剤を1回飲むだけで効果が期待できる。手軽さから広がりを予想する超えは強いが、錠剤が苦手な子供には不向きだ。新薬のため、、効果を見定めたいという医師もいる。他にもリレンザなどがあるが、入院率には差がなく、脳症を予防する効果は明らかになっていない。薬を過信せず、に安静にすることを心掛けたい。

1.ジカ熱、デング熱感染拡大 病を運ぶ蚊、退治せよ

中南米などで猛威を振るうジカウイルス感染症(ジカ熟)国は、妊婦が感染すると頭が小さい「小頭症」の赤ちゃんが生まれる可能性が高まるとされる。ジカ熱のウイルスを運ぶのは、蚊だ。蚊に刺されるとかゆいだけでなく、ジカ熱やデング熱、マラリアなどの病気に感染する場合がある。このため、蚊の退治を目指す研究が世界中で進んでいる。
2014年8月、約70年ぶりに日本でデング熱が確認され、流行した。デング熱のウイルスを人から人へと運んだのは、蚊だった。

蚊は世界中で約3500種類が報告されており、種類によって媒介する病気が異なる。世界で年に約2億人が感染し、子どもを中心に約60万人が死亡するマラリアは、ハマダラカという蚊が媒介する。
ジカ熱やデング熱を媒介する蚊は熱帯地域に多いネッタイシマカや、温帯地域に多いヒトスジシマカだ。ヒトスジシマカは青森県南部より南の日本国内に広く生息する。海外でジカ熱に感染した人が国内で蚊に刺されると、その蚊が別の人にジカ熱をうつし、感染が拡大する恐れがある。

対策のひとつは殺虫剤だが、乱用すると蚊が殺虫剤に耐性を持ち、効果が薄れることがある。そこで、放射線照射や遺伝子組み換え、ゲノム編集回などの技術で、効果的に蚊を退治する試みが本格化してきた。
蚊に放射線を当てて不妊化する技術の開発は、国際原子力機関(IAEA)が支援する。人を刺すのはメスの蚊なので、不妊化したオスを野外に放っても刺される心配はない。

日本では1970~90年代に沖縄県で、ゴーヤーなどの野菜や果実の害虫であるミバエを駆除する手段として使われ、根絶に成功した例がある。だが、自治医科大の山本大介助教は「蚊で、どの程度の効果が出るかは未知数」と話す。

治療薬名 投与方法と回数 主な対象と特徴
タミフル 経口 1日2回×5日 今季から10代の使用制限解除。後発薬も登場
タミフルドライシロップ 経口 1日2回×5日 主に乳幼児向け、後発薬も登場
リレンザ 吸入 1日2回×5日 吸入が難しく、小児は使いにくいこともある。
ラビアクタ 点滴 1回 主に入院患者向け
イナビル 吸入 1回 1回の吸入で済む
ゾブルーザ 経口 1回 今年承認、1回だけ飲めばいい

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