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めまいはなぜおこるのか

「めまい」には、大きく分けて回転性めまいと浮動性めまいの二つのタイプがあり、回転性めまいは目の前がぐるぐると回っているように感じます。浮動性めまいはフワフワと雲の上を歩いているように感じます。

どちらにせよ、「めまい」は命にかかわる病気で起こるものもあるので、「めまい」を放置せず、早めに医療機関を受診することです。

めまいは耳の病気や脳の病気からくるものが多く、乗り物酔いや高い所へのぼった時の生理的で一時的なめまいはそれほど心配はないのですが、原因のはっきりわからないめまいは体の異常を示すサインであることが多いので、放置するのは危険です。

めまいはどのように起こりましたか?

問診時にとても重要になります。朝起きた時に突然起こった、急に立ち上がった時、などの状況や、どのようなめまいなのか、ぐるぐる回るめまい、フワフワ浮くようなめまいかなど医師に詳しく話します。また、めまいの前後に耳鳴り、吐き気、嘔吐、頭痛、難聴、動悸、息切れ、舌のもつれ、手足のしびれなどの症状がなかったかなども重要です。

めまい発作の対処法

  • 多くの場合、めまいと共に吐き気、嘔吐、冷や汗、動悸などの症状があるため、無理に動こうとせず、楽な姿勢で安静を保ちます。
  • 頭を低くするなどしてめまいが起こらないような頭の位置を探して日を閉じて安静にする。
  • 吐き気や嘔吐がある場合は、冷たいタオルをみぞおちに当て、冷やすと少し楽になります。
  • 首を横に向けて吐きやすくし、吐いたものが気管に入らないようにする。
  • 寝る時は枕を使用せずに、体を温かくして休みます。苗や光、振動は苦痛に感じるので、静かな環境を作りましよう。
  • 急に立ち上がったり、頭を動かす動作は避けます。特に、脳貧血によるめまいを起こしやすい人は急な動作を避けます。

どうしてめまいがおこるのか?

めまいなどの症状が起こります。体の平衡感覚をつかさどるのは耳の中にある内耳の三半規管と耳石器で、三半規管は体の回転などを、耳石器は体の傾きや地球の重力などを感知しています。内耳と脳が平衡を保てるように連携しているので、体を動かしても姿勢やバランスを保てるのです。

ですから、内耳や脳になんらかの異常を起こすと、体の平衡を保つ仕組みが乱れ、めまいやふらつきが起こるのです。

また、回転性めまいは平衡を保つ機能に強い障害が急に起きた時になりやすく、浮動性めまいは、平衡機能の障害が徐々に進行している時に見られます。

めまいを起こす病気

めまいを起こすもので耳の病気に関係しているものに、メニエール病、突発性難聴、中耳の炎症、そのほか、かぜなどで上気道炎を起こしたときになりやすい前庭神経炎や超神経腫瘍、頭を動かしたときに強いめまいが起こる良性発作性頭位めまい、突然耳が聞こえなくなる原因不明の突発性難聴など沢山の病気があります。

激しいめまいをともなう「メニエール病」

メニエール病は内耳全体の病気で、一側の内耳のすべて、蝸牛と三半規管、耳石器が同時におかされる病気です。

mimiメニエール病メニエール病は突然激しいめまいが起こります。天井などがぐるぐる回るように感じ、立っていられなくなり、吐き気や嘔吐を伴うこともありますが、だいたい1時間~2時間で治まることが多いようです。又、耳の詰まった感じや、耳鳴り、難聴があり、めまいの前からあるいはめまいと同時に始まります。めまいが治まれば耳鳴りなども小さくなったりするのですが、メニエール病の発作は一度だけではなく、繰り返し起こるのが特徴で発作を繰り返しているうちに難聴が進んでいきます。メニエール病の治療は薬物治療が行われますが、薬で治らないものや、めまいの頻度が多くて日常生活に支障をきたすときは手術による治療も考えます。

突発性難聴

突発性難聴は片方の耳が突然聞こえなくなる病気です。耳鳴りやめまいを伴い、ふらつくぐらいのものから激しい回転性めまいの場合もあり、症状がメニエール病と似ていますが、突発性難聴はめまいを繰り返すことはありません。

突発性難聴が疑われる場合はすぐに医療機関を受診して下さい。治療が遅くなるほど聴力の回復具合に差が出てきます。突発性難聴は発症から一週間以内に治療を始めれば聴力が回復する可能性が高くなるので、めまいを伴った耳鳴りや難聴が発症した場合はすぐに受診することです。

耳鳴りや難聴がなく、突然めまいが起こる場合

vertigo突然めまいが起こる場合めまいを起こす病気で多く見られるのが「良性発作性頭位めまい症」という病気です。頭を動かしたときに回転性めまいが起こり、持続時間は数秒から2分間程度と比較的短く、同じ姿勢をとるたびに繰り返しめまいが起こり、まれに吐き気を伴います。内耳の三半規管の異常によって起こります。

三半規管内の老廃物などの異物がうまく処理されずに三半規管内に溜まってしまい、頭を動かしたときに移動して、リンパ液の流れを乱しその刺激が異常な信号と捕らえられバランスを崩すためにめまいが起こるのです。この病気は同じ姿勢を長く続けたり、運動不足の人に多く見られるので、適度に体を動かすことが予防につながります。

めまいはこれらの他に「脳梗塞」や「脳出血」「脳腫瘍」などの脳の病気でも起こるので、医療機関を受診し、早期に治療をすることが大切です。

若者に多くみられる難聴に注意

めまいと深く関係がある耳は、感覚器官として外界の影響を受けやすく、病的な症状が発生するので注意が必要です。

騒音による難聴は、瞬間的な大音響によるものと、長年にわたり騒音を聞いていたために起こるものとがありますが、ヘッドフォンによる難聴はその二つの要素を持ち合わせています。

電車の中や周囲が騒がしいところでは、音量を上げて聴くことが多く、耳に負担がかかり、知らないうちに普通の音では聞こえにくくなってしまうのです。重症になると、頭痛やめまいなどの症状が出てくるので、四六時中ヘッドフォンを手放せない若者は要注意です。

サーフィンやダイバーの難聴

検査結果をもとに、どのような治療をしていくか主治医が判断します。治療には生活指導、食事療法、薬物治療、透析療法、腎移植、泌尿器科的治療などがあり、外科的手術が必要になる場合もあります。病気の種類や進行貝合によって治療法も異なります。

ほとんどの場合、薬物療法が治療の中心となりますが、並行して食事療法が重要視されます。食べるものにより、腎臓に過剰な負担をかけたり、機能の低下を招くことがあるので、食事療法はとても重要なのです。

ライブハウスなどでの音響による難聴

ライブハウスやロックコンサートなどで大きな音を聴いた後、一時的に難聴や頭痛、めまいなどを起こすことがあります。すぐに元に戻る場合は良いのですが、耳には相当なダメージがあることも認識しなければなりません。

頭痛やめまいが続く場合は、医療機関を受診しましょう。

杉本クリニックはめまい、難聴、メニエールなど耳の疾患の治療を行っています。

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