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子どもの熱中症対策

子どもの熱中症対策

朝日新聞より

子どもの熱中症対策 顔色・ひどい汗に注意

夏を前に、熱中症予防の対策が各地で始まっています。体の機能が未発達な子どもは、熱中症のリスクも高く、細心の注意が必要です。

子どもは12歳前後まで、汗をかいたり、体温を調節したりする機能が十分に発達していない。環境省の対策マニュアルや自治体向けの資料によると、子どもの熱中症を防ぐポイントは、大きく分けて四つある。

1.子どもをよく観察

幼い子どもにとって、自分で暑い場所から避難したり、「暑い」と訴えたりするのは難しい。顔が赤く、ひどく汗をかいていたら、涼しい場所で休ませる。
病気と気象の関係を調べている気象予報士の村山真司さんは「激しく運動した後は、首回りから胸元をぬらしたタオルでふき、うちわや扇子であおぐといい」と助言する。
気温が急に上がるなど久しぶりに暑い環境で過ごす場合や、気温がさほど高ぐなくても湿度の高い日は、いつもより注意が必要だ。

2.服装に注意

太陽の熱を吸収する黒い服は避け、白っぽい服を着せる。通気性、吸湿性がよく、汗が乾きやすい素材を選び、こまめに着替えさせる。胸元の熱や汗が出ていきやすいよう、首回りはゆったりと。村山さんは「帽子をかぶり続けていると熱がこもる。時々取って、風を通してあげて」と話す。

3.水分を補給

「水分をとりすぎるとバテる」というのは間違い。しっかりと汗をかき、失った水分や塩分を補給するために、こまめにスポーツ飲料などを飲ませよう。

4.暑さに慣らす

ふだんから適度に外で遊ばせよう。暑さに慣らすことが予防につながる。

heatstroke中学生になると、体温の調節機能は整ってくるが、部活動などで激しい運動をする機会が増えてくる。 日本スポーツ振興センターによると、全国の中学校で2010年度、熱中症で治療を受けたケースは2033件。うち約7割が、運動部で活動中だった。

埼玉県熊谷市は昨年から、生徒たちに熱中症の知識を身につけてもらおうと、公立中の2年生全員を対象に講習を開いている。

市立中条中の2年生約40人も今月、市消防本部職員らによる約1時間の講習を受けた。同本部の沼上政幸さんは、搬送した人が熱中症で亡くなった経験を語った。「体温を測ったら、1回目は42度、2回目はエラー表示。触れないくらい体が熱かった」。真剣に聴き入る生徒たちに、「朝ご飯を必ず食べて。水分も摂取できて、熱中症予防になる」と語りかけた。

環境省のマニュアルは、激しい運動をした場合、開始から30分で熱中症になることもあると警告している。

意識の有無まずは確認

めまいや頭痛、吐き気などで熱中症を疑ったら、まずは「意識があるか」を確認する=上図。意識がない時や、呼びかけに対しておかしな返事をしたら、すぐに119番通報する。
救急車の到着を待つ間は、体を冷やすために応急処置をする。できれば冷房のきいた室内へ移す。服を脱がせて体に水をかけ、うちわや扇風機で風を送る。首やわきの下、太ももの付け根を中心に氷袋で冷やすのもいい。
自力で水が飲めない時も病院へ連れて行く。誰かが付き添い、症状が急変しないか見守ろう。

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