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補聴器ライフを快適に

健康のヒント集 「補聴器ライフを快適に」

まず耳鼻科に、専門店でじっくり調整

補聴器の利用が増えている。2012年の出荷台数は、過去最高の51万台を突破した。一方で、全国の消費生活センターに寄せられる苦情や相談も増加中だ。購入したいと考えた時、どんな点に注意したらいいのか。

日本補聴器工業会によると、主要11社の12年の国内出荷台数は約51万9千台で、前年より3万台余り増加した。92年の1・6倍だ。
なぜ増えているのか。同会の八嶋隆事務局長は「高齢化に加え、リタイア後も趣味を楽しみたいという活発なシニア層が増えている。機能が向上したり、カラフルなものが出たりするなど、補聴器も変わってきた」と分析。今後も伸び続けると見ている。
一方、消費生活センターに寄せられる苦情や相談も増加の一途をたどる。12年度は530件を超え、03年度から倍増した。今年2月、70代男性から寄せられたのは「補聴器が患うように聞こえない」との相談だ。テレビショッピングで購入後、業者に苦情を言ったが、「調整して使って下さい」と告げられたという。
ほかにも、「雑音がする」「サイズが合わない」といった声が相次ぐ。年間の相談の4割以上が品質・機能や安全・衛生についてだった。国民生活センターの担当者は「個人に合わせた調整が、十分でないことが原因になっているケースが多い」と話す。補聴器がほしいと思ったら

まず耳鼻科に 専門店でじっくり調整
「補聴器は、医療機器。何回もフィッティングを繰り返すことで、自分に最適な状態にする必要があります」。専門知識を持つ補聴器技能者を認定する公益財団法人、テクノエイド協会の抵当者はこう強調する。
耳の形に合わせるだけでなく、どの周波数の音を大きくするかなど、個別に細かく調整する。こうした特性を理解してもらおうと、協会は今年2月、業界団体と、購入までの流れを紹介するパンフレットを作った。技能者のいる店や、設備の整った「認定補聴器専門店」で、対面で相談しながら購入するよう呼びかけている。
補聴器をもつ時は、どんな手順を踏むとよいのか。
技能者研修の講師を務める同協会の前川直子さんは「まずは耳鼻科で受診を」と話す。聞こえが悪くなった原因を調べ、補聴器が有効か診てもらう。中耳炎など治療しないと悪化してしまう病気の可能性もある。日本耳鼻咽喉科学会の補聴器相談医なら、聴力測定のデータなどを記入した技能者あての紹介状を出してくれる。
店では、よく聞こえないことでどんな風に困っているかや、使用目的などを説明し、どんな補聴器が向いているかの提案を受ける。選んだ後も、実際につけて聞こえ方をチェック。最適な状態になるまで何度も調整してもらう。前川さんは「慣れるのに時間のかかる人もおり、すぐに期待通りの効果を実感できないこともある。店とよく相談しながら、少しずつ慣らしていってほしい」と話す。
補聴器だと思って医療機器ではない「集音器」を購入してしまうケースもあり、注意が必要だ。前川さんは「安価だからと、ただ青を大きくするだけのものを安易に使うと、逆に耳を痛める恐れもある」と話している。

-朝日新聞より-

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