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病院と家をつなぐ老健

病院と家をつなぐ老健

朝日新聞 2008.6.12より

老人保健施設とは(全国老人保健施設協会の資料などから)

料金の例(月額) 自己負担 居住費 食費
東京都内(4人部屋) 2万9430円 1万9200円 5万4000円 10万2630円
東京都内(個  室) 2万6970円 20万6700円 5万4000円 28万7670円
岐阜県内(個  室) 2万210円 9万6450円 4万1400円 16万5060円
いずれも要介護度4、居住人食費の減免措置なしの場合。ほかに各種リハビリの料金や日用品費など

病院と家つなぐ老健

脳卒中などで入院し治療を受けた高齢者が、リハビリテーションや日常生活のケアを受ける場が介護老人保健施設(老健)です。病院と自宅の間の「中間施設」とも呼ばれています。ある程度過ごした後、自宅に戻れるよう支援しますが、入所者が重度になり家族の受け入れも難しく、入所期間が長くなっているのが現状です。

老健は全国に3391施設あり、約28万人が暮らす(06年現在)。入所のほか、適所リハビリやショートステイ(短期入所)もあり、多様なニーズに対応する。医療機関の経営が多く、職員は入所者100人に対し医師が常勤1人、看護師は9人以上必要で、特別養護老人ホーム(特養)と比べて医療職の割合が高い。リハビリを担う理学寮法士や作業療法士もいる。

「終のすみか」と呼ばれる特養に対し、老健は自宅に戻るまでの住まいだ。ただ、最近は長く過ごす傾向にある。06年の全国平均は268,7日(約9カ月)で、03年より約40日間延びている。

富山市のある老健の場合、平均入所日数は約457日で、全国平均の1,7倍。平均年齢は87.9歳だ。「高齢化が進み、リハビリをしても機能回復には限界がある。合併症などで体調が悪化し、再入院するケースも多い」と副施設長は話す。富山県内は共働き世帯が多いことに加え、「家族も高齢化し、在宅介護がさらに難しくなっているのではないか」という。入所者の多くが特養への入所を待っている人だという。

厚生労働省の06年の調査では、老健に入る前にいた場所は医療機関51%、家庭37%、他の老健6%。一方、退所後の行き先は医療機関43%、家庭33%、特養10%、他の老健6%。医療機関から入り医療機関に出た人が3割いるなど、利用のされ方が変わってきているようだ。

また、全国老人保健施設協会の05年の調査では、35%の施設が終末期のみとりもしていた。川合秀治会長は「本人や家族の多様なニーズに応じてきた結果だ」と話す。 入所を希望する場合は、各施設に申し込む。埼玉県や高松市などは、待機者数をホームページで掲載している。 申し込みには各施設の特徴を調べることが大切だ。例えば、認知症で徘徊などの症状がある場合、認知症専門病棟が併設されている老健ならば受け入れてもらいやすい。

また、都内のある老健の事務長は「長期入所の空きがなくても、まずは適所リハビリやショートステイを利用し、施設側に要介護状態を知ってもらうと入りやすくなることがある」とアドバイスする。

老健をめぐっては、新たな動きもある。厚労省は医療費抑制のため主に慢性期の高齢者を受け入れていた病院の療養型病床を減らし、老健に転換する方針だ。地域の施設の状況を把握しておきたい。

現場知らない市役所の対応

父は足と右手が不自由でしたが在宅生活を希望し、ヘルパーや近所の方たちの力を借りて1人で暮らしていました。特養も数ヶ所申し込みましたが、最高で500人待ち。次第に歩けなくなり認知症も進んだため、まず老健に入り、その後近くの市に新設された有料老人ホームに移りました。転居届けを市役所に出す際、なぜ別の市のホームに入るのかと聞かれました。市内の特養に入れないからなのに、職員が現状を知らなさ過ぎます。特養の一つから「空きができそうです」と連絡があったのは、亡くなってからでした。  (埼玉県 女性 49歳)

Q 特養の平均利用料、安すぎでは?

5日に掲載された特養の平均月額利用料が厚労省調査で5万3738円というのは本当でしょうか?東京で10万5千円ぐらい。減額申請をしても8万~9万円と聞きます。(東京都 女性 53歳)

A 減免措置や以前からの入所者いる

利用料金は施設により異なるため一概には言えませんが、平均が低い理由は、所得が少なく減免措置を受けている方が8割近くいることや、介護保険制度が始まるまえからの入所者で定額で利用されている方がいることなどが考えられます。(厚労省老人保険課)

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